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> ウエイトトレーニングなどではチームでも上の方です
から、おそらく重いものをゆっくりと持ち上げる最大筋力はあるのでしょう。
ということは、下半身の筋トレでも最大筋力(自分が持ち上げられる最大の重さ)の40−50%の重さのものを速く動かす練習をすれば良いということです。自分の体重だけを
使って前後左右に素早く飛び回るジャンプ系の運動を取り入れるのも良い方法です。先月号のアイスホッケーマガジン(#10)にゴーリー用のプライオメトリクストレーニングが載っていますので参考にしてください。
また、氷上でボードにつかまってなるべく足を速く動かすダッシュの練習、コーナーを回るときでもいつもよりも足を速く動かす練習をする、など、強制的に速い動きを練習する必要があります。
陸上で緩やかな坂をまっすぐに駆け下りる、ジグザグに駆け下りるなどのトレーニングをするのも良いでしょう。
図1:坂道トレーニングの例
図1の1は坂道をまっすぐに駆け下りる例で、単純な足の回転の速さを鍛えます。2はジグザグに駆け下り、足の回転に加えて方向転換の素早さとボディーバランスを鍛えます。3は両足、もしくは片足で左右にジャンプしながら下りていき、パワーとボディバランスを鍛えます。
どのドリルも坂を逆に駆け上がるようにすればパワー重視のトレーニングになります。ただし激しい筋肉痛は必至です。
トレーニングシューズの紐をしっかり締めて、捻挫にだけは気をつけましょう。
それでは。
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