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Q61:正対の上達法は?(01年6月27日)

Q:
自分は高校時代までほとんどレフトハンドのチームにいたせいかパックに正対していたつもりが無意識のうちに体に正対していたようです。そのため、現在左右半々ぐらいのチームでやっているとライトの人へのポジションがわからなくなってしまい混乱してしまいます。何かパックへ正対するためのコツや練習方法があれば、教えてください。

左右不慣れ

A:
正対はそもそも人ではなくパックに行なうものなので、これはハンドの違いなど関係なく、ひたすら意識的に修正するしかしょうがないと思います。

なんていうと冷たいので、例えばこんな練習をして見ましょう。

シューターにブルーラインからニュートラスゾーン内側に向かって以下の要領で左右2列に並んでもらう。

ドリル1:

  1. 左サイドにはライトハンドのプレーヤーばかり、右サイドにはレフトハンドのプレーヤーばかりに並ぶ。
  2. 左右交互にブルーラインからロングシュートを打ってもらう(ロング)
  3. 左右交互に走り出しながらミドルシュートを打ってもらう(ミドル)
  4. 左右交互に走り出しながらゴール前を横切りながらシュートを打ってもらう(アクロス)

ドリル2:

  1. 左右のプレーヤーを入れ替えてドリル1の2-4繰り返す(ハンドがさっきと逆になります)

ドリル3:

  1. 最後に左右のハンドを混ぜて列に並び、ドリル1の2-4を繰り返す。

こうすればハンドによるスコアリングアングルの違いを強制的に意識しながら正対できるのです。これはシューターにとっても非常に良い練習になるじゃあありませんか。

いや、こりゃとっさに考えたわりには非常に意味の深い練習です。我ながら関心。夏のクリニックで登場すること必至のドリルだな、こりゃ。

それでは。

(回答者:若林弘紀

 

 

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