A:
明けましておめでとうございます。
新世紀最初のQ&Aは偶然にも50回記念になりました。そこで、、、というわけではないのですが、よくある質問No.1である、2−1の守備のセオリーについてです。
当たり前のことなのですが、球技の攻撃の鉄則は
「2−1を作ること」
です。ということは、2−1を作られてしまったら最後、完璧に守る手段はありません。ですからできる限り直接失点しないように守ることを心がけるべきなのです。
詳細は下のFlashムービーでご覧いただくとして、、、
2−1を迎え撃つディフェンダーが第一に考えることは、、、
「パックキャリアにチェレンジして抜かれないこと」
です。パックキャリアに一か八かの勝負を挑んで抜かれたら、2−0じゃあないですか。こうなってしまったらもうお手上げです。ですからディフェンダーは無理にチェレンジせず、いやボディチェックなんてもってのほかで、2人のアタッカーの中間でややパックキャリアよりに位置して後退します。次に考えるべきことは
「パックキャリアにパスをさせないで、より失点しにくい位置からシュートを打たせること」
です。ということは、パックキャリアを、直接失点しにくいエリア=デッドアングルに追い込むように動くことになります。スティックを常にパスラインに置き、パックキャリアがコーナー近く、角度のないところまでパックを持っていかざるを得ないように仕向けます。
そこまできたら次に2つの方法があります。まずは
「パスコースを塞ぎながら逆サイドの相手をカバーし、パスさせないようにする、またシュート後のリバウンドをたたかせないようにする」
守り方です。この場合たいていパックキャリアはシュートしてきますが、デッドアングルからなので、ゴーリーが止めてくれるはず、とも限りませんが、、、いや少なくとも止めやすいはずです。相手が打ち気満点の場合は有効です。
次に、最近ハイレベルのリーグでよく使われている、スライディングによるボディーブロックです。タイミングよく、しかもゴーリーを邪魔しないように、ややパックに向かってスライディングすれば、パスコースをつぶし、かつ上手くいけばシュートブロックにもなります。これはタイミングが完璧に決まれば相当使える技ですが、タイミングが狂うとパスはカットできないしリバウンドは取れないしで大変なことになります。タイミングよくスライディングし、失敗してもすぐに復活できるように相当練習をしましょう。
ほかにも相手がクロスしたらどうする?急に止まられたら?など悩みは尽きませんが、実際の試合では相手もそうそう時間をかけている暇はありません。バックチェッカーに頑張って戻ってきてもらいましょう。
また、ゴーリーとの連係も大切な要素です。せっかくデッドアングルにシューターを追い込んでいるのにゴーリーがポストに戻らずチャレンジしていたら、パスやリバウンドに対応できなくなります。
さて、2001年で21世紀で2−1の守り方と、一応韻を踏んだつもりのQ&Aでございました。
今年もよろしくお願いします。
このQ&Aの回答の一部はMacromediaFlashを使用して作成しております。
下のバナーをクリックしてFlashPlayerをダウンロードしてご覧ください。
|