Q:
ゴール裏にパックを運ばれた時の対抗戦術を練習しているのですが、DFはパックキャリアに身体も視線も向けてしまうため、背後からスロットに入り込んで来るプレイヤーにパスを出され、ゴールを奪われてしまいます。そのプレイヤーは、CFがマークしなければならないと思うのですが、DFが1対1で抜かれそうになることがあるため、そのカバーにまわってしまいます。ポジショニングやマークの受け渡しなど、何かいいアドバイスがあれば教えて下さい。
(へっぽこ監督)
A:
なんといってもゴール裏を使えるオープンフィールド球技はホッケーとラクロスだけです。使わなきゃ損々、、、というわけでグレツキーの活躍でゴール裏は現代ホッケーのスコアリングに大活用されるスポットとなりました。ゴール裏から直接スコアされるわけじゃないことは分かっていても、パックを見ないわけにはいきませんし、パックに集中するとスロットの守備が難しくなるという、、、大変やっかいな場所でもあります。
が、、、意外にもグレツキー以来ゴール裏を活用する戦術が発展していないのです。なぜなら、守備の方法がわりと簡単に確立されてしまったからです。
図1
図2
要するにスロットの内側へのパスを徹底的にけん制すれば、外側から攻めてくれる確率が高くなるし、無理に内側にパスを出すとターンオーバーになるので、うかつに内側にパスを出しにくくなるということです。
あとはパックを見ながらしっかりと頭を回して周りを見続けることです。
それでは。
回答者:若林弘紀
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