Travelogue Title Logo

特別企画:ヘローキィロシアへ行く!!その3 (2002年9月10日)

9月10日「オムスク2日目」

生活:
オムスクでの生活は(独身?)選手用の寮を中心にして行なわれました。寮までバスで送られて来た時には外観のすさまじさに「こ、これはまずい!」と誰もがビビリましたが、内装は一流ホテルのようで選手用の部屋もとてもきれいでした。

ロシアでは新しい建物を建てるよりも古い建物を改装して使いまくるリフォームが盛んらしく、外観よりは内装がきれいな建物が多いようです。選手の部屋は準個室になっており、2人分の部屋があってその2人が共同で使うシャワーとトイレがあるという構造でした。ロシアの安いホテルでよくある「シャワーからお湯が出ない(泣;)」などというトラブルとも無縁でした。

食事は寮のレストランで行なわれます。非常に清潔で壁にアバンガルドの試合や過去の名選手の写真なんかが飾られています。なんといっても特徴(?)はウェイトレスのお姉さんたちで、全員超ミニスカートでスタイル抜群の美人ばかり!こりゃあオーナーの趣味かいなと思いきや、町で歩く人々もミニスカートが多かったです。ロシアの女性はスタイルがいいことで知られていますが、そこら辺で歩いている普通の女の人も脚がやたらと細長く同じ人間とはちょっと思えません。脚フェチのあなたには是非ロシア旅行をお薦めします。

選手寮の部屋
寮のレストラン

で、肝心の食事なんですが、父・三記夫氏を含む日本人の多くが「ロシアの食事はちょっと、、、」といっているのを聞いていたヘローキィなのですが、行く前は「んなもん外国に行ってるんだから出されたもんくらい全部食えよ!それにボルシチとかピロシキとか美味そうなもんだっていくらでもあるだろーが」と強気でした。しかし、、、現実にはやはり結構口に合わず苦労しました。なんていうかその単調なんです、味とメニューが。

それでは下の写真をご覧ください。左から前菜のサラダ、メインディッシュには魚とライス、奥には必ず出てくる黒パン、隣にはこれまた定番のハムとチーズ、右にはこれも定番の紅茶、で、ジュースです。

これがロシアの一般的な食事?

でてくる順番はほぼ固定で、黒パン、ハム、チーズ、サラダ(しかし生野菜はあまりない)、次にスープが出るときもあって、メインディッシュはだいたいライスと鶏肉、魚、牛肉くらいの組み合わせです。デザートのケーキとかがあるときもありますが最後は紅茶です。これがサラダやメインディッシュのバリエーションを交えながらほぼ毎食繰り返されます。

ちなみに我々の宿泊していたところは選手の寮だったりしてかなり食事は良い方だったらしいです。しかしなんかこう味が薄いものが多く、塩コショウばんばんかけないとダメでした。味のバリエーションにも乏しいような、、、あと生野菜、牛乳とかがほとんどなかったです。でもまあ外国から日本に来て合宿所のご飯とか食べたらスゲー単調なんでしょうね。「みそ汁とご飯と魚ばっかり、、、」と思うかもしれないし。

え、ボルシチ?一度もお目にかからずでした。正月料理みたいなもんでしょうか?日本人が毎日寿司食ってないのと同じですかね?誰か知ってる人いたら教えてください。

ちなみにこの日からロシア初体験の洗礼か、、、私を含め数名が強力に腹を壊しました、、、

フリンカ発見!

そうそう、この日は朝からアバンガルドの練習を見に行きました。アバンガルドでは今年から名将イバン・フリンカ氏が指揮をとっています。フリンカといえば長野五輪でチェコを優勝に導いた後NHLピッツバーグの監督に就任していました。NHLはあまり肌に合わなかったらしく今度はロシアに移ってきたようです。ホッケーのスタイルなんかについては後述しますね。

アバンガルドはロシア代表クラスの選手を1セットそろえ、さらにチェコ人も加わって強力チームになっているようです。残念ながらこの日の練習ではチェコ人プレーヤーたちは見られませんでしたが質の高い個人技を駆使したホッケーを垣間見ることができました。

この日も高校生たちは夕方に試合がありました。対戦チームは忘れちゃいましたが、やっぱりスーパーリーグの2軍で1-12??で敗れました。

この人がフリンカ
この人がフリンカです。かなりでかいです。後ろのアシスタントコーチの人完全に陰に隠れてます。