Question

Q44:小学生のスケートのエッジには溝を入れるべき?

小学校3年生(ホッケー歴3年)の息子のスケートの溝についてですが、コーチからは平研ぎで十分と言われていますが、溝ありの方が小回りの利くスケーティングが出来るとかチェックに強くなるなどの良い点が有るように思えます。また、「技術のゴールデンエイジ」と言うことを考えれば溝有りにしていた方がより正確なスケーティングを身に付けさせることが出来るのではないかと思います。しかし、小学校3年生位では骨や筋力の問題もあり溝ありでは負担が大きいのでしょうか。
(仙台のホッケーパパより)

Answer

ホッケー歴3年の子供であれば平研ぎは卒業すべきでしょう。

やはり溝を入れた方がストップやターンが鋭くなります。エッジを立てて氷を削ることが難しいほどの初心者はともかく、ある程度経験を積んだプレーヤーなら、溝研ぎをすべきです。平研ぎだと、ターンやストップで体を傾けることができる角度が浅くなってしまい、鋭いターンやストップが難しくなります。 ただし、あまり深い溝にしない方が子供の筋力で扱いやすくなるものと思われます。また極端にエッジの前後を落とすと、ターンはしやすくなりますがスピードが出にくくなり、これまた子供の体には負担がかかります。浅めの溝で、前後をやや落としたくらいのブレードが一番良いと思います。 ちなみに私は小学生の頃急に深い溝を入れたら、その日の練習が恐ろしくきつくなってしまい、慌てて溝を浅研ぎにした記憶があります。

それでは。