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バックハンドフリップパス1

パサーとレシーバーの間にチェッカーなどがいて、氷上のパスコースがふさがれているときには、パックを空中に上げるパス=フリップパスを使います。素早く、正確なフリップパスが使えるようになれば、パスの選択肢が広がります。例えば、ゴール前の堅い守りをすり抜けるようにしてフリップパスを出して得点のチャンスを広げることができます。

バックハンドでのフリップパスは少し高度な技術ですが、できるようになればチェッカーが予想しにくいトリッキーなパスになり、とても有利です。頑張ってマスターしましょう。

バックハンドフリップパス

  1. スウィープパスのプッシュプルの動作を少し変化させればパックを浮かせることができます。
  2. テコ=プッシュプルの動作の間に、スティックブレードのバック面を上に向けます。
  3. スティックブレードのヒールからトウでパックと氷が接している部分をこするようにして、パックをきれいに回転させながらスティックブレードに乗せます。(写真1)
  4. パックを打ち上げる方向に向けてていねいにフォロースルーをします。(写真2)
  5. 特にボトムハンドの引きつけを意識してプッシュプルの動作を素早く、ていねいに行なうことでパックにきれいな回転をかけ、パックが平らに氷に落ちレシーブしやすくなるようにしてください。
  6. 強いフリップパスを出すときには後ろの足から前の足へ体重を移動させます。

すべてのパスに共通する基本動作については「パスの基本動作」を参照してください。


写真1:パックに回転をかけながらすくい上げる


写真2:目標に向かって
ていねいにフォロースルーをする


写真3:バックハンドフリップパスを
横から見たところ

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